亀屋清永の清浄歓喜団

清浄歓喜団は、千数百年前の奈良時代に日本に伝わったお菓子で、遣唐使によって伝えられた唐菓子(からくだもの)の一種です。御団(おだん)、または聖天さん(しょうてんさん)とも呼ばれています。


唐菓子とは、米粉や小麦粉等に甘味料である甘葛(あまづら)等を加えてこね、それを果物の形を造って油で揚げた製菓です。


七種類の「香」を練りこんだ「こし餡」を米粉と小麦粉で作った生地で包み、それを「金袋」の形にして8つに結びます。その後、純正の胡麻油で20分かけて揚げて作られます。


香は仏教で「清め」を意味し、8つの結びは極楽浄土に咲くという花弁が8枚の蓮の花「八葉の蓮華(はちようのれんげ)」を表しています。



清浄歓喜団を製造する日本唯一の店が京都の亀屋清永です。

製法は、比叡山の高僧である阿閣梨(あじゃり)から教わったといわれています。


形状

金袋の形をしているのが特徴です。


歴史

遣唐使によって仏教とともに伝わり、はじめは天台宗や真言宗のお供え物でした。伝わった当時は、栗、柿、あんず等の木の実をかんぞう、甘葛等の薬草で味付けしていました。小豆あんを使うようになったのは江戸中期以降といわれています。


包装


亀屋清永

創業:1617年

所在地:〒605-0074京都府京都市東山区祇園町南側534

電話:075-561-2181