足抜地蔵(あしぬけじぞう)

足抜地蔵は、妙蓮寺の南を通る※灰屋図子(はいやずし)にある地蔵で、酒・ギャンブルを止めたい、会社・友人関係を抜けたい、と願う方から信仰されています。


※京都の豪商・灰屋紹益(はいやじょうえき)をはじめ、灰屋一族が住んでいた所。図子は辻子とも書き、家と家の間を通る細い道のこと。


歴史

江戸時代末期、地蔵は京都の遊郭「島原」の大門横に安置されていました。


島原から遊女が逃げ出した際に島原の女将が地蔵にお参りすると、逃げた遊女が3日も経たず見つかったことから、地蔵を「足止地蔵(あしどめじぞう)」と呼ぶようになりました。


ある時、西陣織の職人と恋に落ちた遊女が、足止地蔵が無ければ逃げられると思い、地蔵を背負って島原を逃げ出しました。しかし、灰屋図子辺りで突然、地蔵が重くなったので、その場に地蔵を降ろしました。


その後、職人と遊女は逃げ出すことに成功して結ばれ、この所縁から足止地蔵は「足抜地蔵」と呼ばれるようになりました。


足抜地蔵への行き方

所在地:〒602-8418京都府京都市上京区妙蓮寺前町354