泥足地蔵(どろあしじぞう)

泥足地蔵(どろあしじぞう)は、善想寺(ぜんそうじ)に安置される伝教大師最澄が※一刀三礼して彫ったと伝わる地蔵です。※一刀彫る毎に三度礼拝する

高さ約30センチ。


もともと滋賀県大津市坂本にありましたが、1587年(天正15年)の3月23日に京都に移ってきました。


歴史

長く日照りが続いたせいで坂本村の農民らは田植えが出来ずに困っていました。そこで、農民の作兵衛が信仰している地蔵に三日三晩、雨乞い祈願をすると、3日後に雨が降りました。


農民らはすぐに田植えをしましたが、作兵衛は急な腹痛で田植えが出来ませんでした。


翌日、作兵衛が田に行くと、不思議なことに田植えがされていました。その後、地蔵にお参りに行くと、地蔵の腰から足までが泥まみれになっており、代わりに地蔵が田植えをしてくれたと作兵衛は思いました。


以降、話を聞いた村人らが地蔵を、泥足地蔵、田植地蔵と呼ぶようになりました。


江戸時代の1808年、中京の堺町に住む勘兵衛が、妻の安産祈願を一晩中していました。無事産まれた知らせを聞き、安堵した勘兵衛が地蔵の顔を見上げると、地蔵は汗をかいていました。


勘兵衛は、妻の代わりに地蔵が苦しみを引き受けてくれたと思ったそうで、これ以降、泥足地蔵は汗出地蔵(あせだしじぞう)とも呼ばれるようになりました。


縁日

毎月23日


善想寺への行き方

所在地:〒604-8336京都府京都市中京区六角通大宮西入三条大宮町240

電話:075-841-1658


電車

阪急京都線 大宮駅 徒歩7分

京福電気鉄道嵐山本線 四条大宮 徒歩7分