上山神社の筒川祭

筒川祭は、上山神社の春の例祭です。祭では、室町時代に始まった350年以上続く菅野の神楽(すがののかぐら)が奉納されます。昭和40年代に一度途絶え、後に復活しました。菅野の神楽は、京都府の無形民俗文化財に指定されています。


4月第4日曜日に行われています。


歴史

1665年(寛文5年)、但馬から婿にきた人物が酒屋をはじめる為に井戸を掘る職人を尾張の国から呼びよせました。その井戸掘職人が尾張の国に伝わる神楽を村の人に教えたのが始まり。


筒川祭の見所!

菅野の神楽(すがののかぐら)

13の曲で構成されており、現在12曲が奉納されています。


1.岡崎

2.神楽舞

獅子が両手に鈴や御幣を持って舞います。

3.剣の舞

剣を口に加えて獅子が舞います。

4.花の舞

三兄弟の1つ。花の舞・玉の舞・法螺の舞を三兄弟と称します。

5.お染の舞

左手に菅笠(すげがさ・竹や檜で作られた帽子)右手に扇子を持ち『お染の唄』に併せて舞います。

歌舞伎の題材にもなった『お染久松』に関する唄です。油屋の『お染』と、住み込みで働いていた『久松』の心中事件に基づくものです。

6.玉の舞

三兄弟の1つ。獅子が玉とじゃれあったり、口に咥えたりしながら舞います。

7.天狗の舞

天狗と獅子による舞いです。天狗は子供が演じ、演目の間、片足で跳び続けます。

8.法螺の舞

三兄弟の1つ。花の舞・玉の舞・法螺の舞を三兄弟と称します。

9.両剣の舞

両手に剣を持ち、勢いよく振り下ろしながら剣さばきをして舞います。

10.不動の舞

11.お亀女郎

ひょっとこが、お亀を口説く演目。

12.和唐内(わとうない)

獅子を生け捕る演目。主人から獅子の生け捕りを命じられた和唐内が薬屋から妙薬を手に入れ、獅子をおびき出し生け捕りにします。口上や掛け声が見所です。

和唐内とは、中国人の父、日本人の母をもつ実在した鄭 成功(ていせいこう)の事。「和(日本)でも唐(中国)でも内(ない)」という意味で歌舞伎では「和唐内」と名付けられました。

棒振り

以前は8才頃までの男児が担当していたが、平成から女児も参加しているようです。

小太刀

2人の舞人が切り合いを演じます。

太刀振り

上山神社への行き方

所在地:〒626-0431京都府与謝郡伊根町菅野1991